ていぱん備忘録

Twitter:@teihen__panda

神楽桃 誕生日前日 台本

 Vtuber神楽桃さんのお誕生日前日台本読み配信枠用に作ったものです

 2秒で考えて5分で書きました

 それで600文字超えるのマジでなんなんだ…

 

 

「ねぇ、花火大会、もうすぐ始まるよ!」
「え、一番綺麗に見える場所があるの?やるじゃん!じゃあ案内よろしく!」
ヒュー…ドォォォン
「おぉ、本当によく見える!他に誰もいないのが意外なくらいだ」
ヒュー…ドォォォン
「すごいすごい!ここなら花火を二人占めだね!」
ヒュー…ドォォォン
「綺麗…」
………
……

「あら、もう終わっちゃったのか〜時間が経つのは早いねぇ」
「え、まだ残ってる?そうなの?」
ヒュー…ドォォォン
「おぉ!花火が文字になってるやつだ!えーっと…『神』?」
ヒュー…ドォォォン
「うーん、『楽』かな?」
ヒュー…ドォォォン
「『桃』…ってもしかしてあんた…」
ヒュー…ドンドンドォォォン
「『誕生日』…誕の字よく作れたな…」
ヒュー…ドンドンドンドンドォォォン
「『おめでとう』…いや5連発うるさ…」
「あのねぇ…」
「私の誕生日、明日なんだけど?」
ヒュー…ドンドンドォォォン
「『ごめん』じゃないんだよ!花火で会話すんな!てかなんで用意してあるんだよ!」
「まぁでも、嬉しかったよ」
「ありがとう!」
ヒュー…ドンドンドンドンドンドンドンドォォォン
「うっっるさ!?『どういたしまして』じゃねえわ!来年はこれナシだからね!?」
………
「そう、来年“も”!」
「…来年も私の誕生日、お祝いしてね?」

 

 

 

お誕生日おめでとうだぜ神楽桃!

百合 二人 台本

言うほど百合じゃないかもぉ…

アゴアニキの方向音痴を聴きながら書きました

 

 

最初は嫌いだったこの町が、だんだん好きになったんだ
もう潰れちゃった駄菓子屋さんは、君との初めての出会いの場所で
今年で閉校になっちゃう小学校は、君と二人で過ごした大事な場所
ペンキが剥がれてボロボロの看板は、君が毎回迷っちゃうのが面白くて
遊具も何もない公園は、君が初めて私にプレゼントをくれた思い出の野原
朝と夕方にしか来ないバス停は、君との集合場所になって
バスを降りて中学校に向かうまでの道のりは、二人の定番のデートコース
学校のグラウンドで君と一緒に部活で汗を流したのを覚えてる
入学式の日、校門でお互いの制服姿を見て笑い合って
高校3年生になるまでずっと同じクラスだなんて、本当に奇跡みたいだったね

何もなかったこの町は、君との思い出でいっぱいになった
君と過ごしたこの町を、私は好きになりました
全部、君のおかげだ


「「さようなら」」


大好きだったこの町を、どんどん嫌いになっていく
高校の卒業式、もう君と会えないと思うと悲しくて
校門で撮った二人の記念写真を見ても、あの頃みたいに笑えない
中学校のグラウンドを走ってる学生を見ないようにして
バス停までの道を一人で歩いてる
誰もいない停留所に降りたら、自然と涙が溢れてきた
君に花冠を贈った公園の白詰草を、少しだけ摘んで帰る
私がいつも看板を右に曲がっていたのは、君と少しでも長く居たかったからなんだよ
夕陽が小学校を照らしてる。二人だけの教室に、今でも落書きは残っているのかな
君と初めて出会った思い出のお店は、もう再カイすることは無いのかな

この町に沢山ある君との思い出が、どんどん色褪せていってしまう
君と過ごしたこの町を、私は好きでいれるのかな
全部、君のせいだ

「ねぇ、────」

 

 

────のところなんて言ってんだろうな、なーんも思いつかねえや!がはは!

映画の感想(NOPE、ネタバレあり)

 有言実行!

 というわけで書きます、NOPEの感想。

 軽くあらすじ

 映画に出演するようなお馬さんを育てる牧場を経営してる黒人のにいちゃん、パパは凄腕だったけど不可解な事故で死んじゃった!

 にいちゃん自身はコミュ障だし陽キャの妹は口出す癖に牧場経営に真剣じゃないし経営もそんな上手くいかなくてお馬さんを売らないと立ちいかない…!

 そんな時、牧場の上空になんかいることに気づいた!

 マジもんのUFOの映像を撮って一攫千金や!

 て感じ。

 

 主要な登場人物は少ないけどみんなキャラ立ってて好き。

 あとUFOの「電子機器が一時的にお釈迦になる」能力と劇中の音楽をリンクさせて怖い雰囲気作ってるのが面白かった!

 お気に入りのシーンはやっぱりホルストが手動カメラ持ってUFOに突っ込んで行って食われるところ!

 ホルストは作中でずっと捕食シーンみたいなの見てるんだけど、そういうフェチもありつつ、あり得ないようなシーンを撮るっていう彼の映画人としての矜持みたいのも感じれた。

 ホルストを声が渋くてかっこいいちょっと嫌なオッサンで終わらせない為にも必要なシーンだったと思うし、キャラクターとしての解像度を上げる為にも必要なシーンだったと思う。

 まぁなんにせよ何かに夢中で狂ってる人ってカッコよくて好きになっちゃうよね!て話。

 

 あとはチャイニーズのにいちゃんの牧場をUFOが巻き上げて捕食するシーンも好き!

 凶暴化した猿ともしかしたら意思疎通が図れるかも…ってところで猿が銃殺される彼の回想シーンと、UFOを召喚するイベントで本当にUFOが来ちゃって捕食されちゃうシーン、この二つは「バケモンとは結局分かり合えねえ…」みたいな部分で重なり合ってるのかなって思った。

 バケモンはやっぱ殺すっきゃねえのよな!

 

まとめ

 登場人物みんな好きになれるSFホラーって感じでかなり気に入った作品です!

 うちは特にホルストが好き!声もめちゃ渋のイケオジだからぜひ字幕版も見てほしい!以上!

 次は何見ようかな〜!

映画の感想(LAMB、ネタバレあり)

 久しぶりの更新です。

 たまには文化を摂取して感想を出力しないと脳が腐る気がしますね。

 先に言っておくとネタバレとちょっとグロい話があります。

 

 『LAMB』

 軽くあらすじ

 欧州の片田舎で牧場経営を行う夫婦、娘を亡くしてから静かに暮らしていた二人が飼っている羊のお産を手伝っていると、羊人間みたいなのが生まれます。

 二人はそれにアダと名付け、自分達の子供のように育てていく────という感じ。

 個人的に印象的だったシーンは、時間旅行について夫婦が話す場面、妻が母羊を殺した場面、アダの実父(らしき化物)が旦那を殺してアダと共に消える場面でした。

 まず時間旅行のシーン、旦那が時間旅行が理論的に可能になったらしいと言い、それでも自分はこのまま静かに暮らしたいと言います。

 ですが妻の方は言い淀みます、まぁ娘を亡くしているわけですからね、戻れるなら戻りたいのかも。

 この問答は、アダを受け入れるまでの時間が夫婦の間で違う事にも繋がるのかなと思います。

 また、全部見終わった後にこのシーンを思い出すと、アダを手に入れた後の夫婦は過去の幸せだった頃に擬似的に戻っていた、時間旅行をしていたんじゃないか、とも思いました。

 序盤に夫婦の間に漂っていた鬱屈し澱んだ空気、薄暗い静けさ、それを嵐と共に生まれたアダが吹き飛ばし明るく希望に満ちたものにしてくれた、まるで娘が生きていた頃のように。

 その後夫婦は作中でセックスをします。

 生命を創る行為、一般的には前に進む行為。

 二人は化物を子供とし、希望に溢れた時間旅行へと旅立ったわけです。

 まぁ、旅行のような楽しい時間は終わりを迎えるものですが。

 

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所感

今日感じたこと

 

 ゲーム実況を見てて思ったんだが「うざい」って言葉が苦手かもしれん。

 自分でもツイートとかで使ってたけど、他人の口から吐かれると、自分に向けて言われてなくても結構メンタルにダメージあるなと思った。

 配信を見てたうちのメンタルがたまたま不調だったとか、言うてた人の声質が個人的に苦手だったとかはあるのかもしれんが、まぁ自分では言わないように使わないように心掛けようと思った次第です。

 

 あとVtuberを見るようになってから【ご報告】って文字列が苦手になった。

 【マジごめん!引退するわw】とかにしてくれ。

全部俺のせいでいいよ選手権

VTuber神楽桃さんの「全部俺のせいでいいよ選手権」という企画用の台本です。BL想定ですけど、改変したらまあ男女でもGLでもいけるんじゃないかな?

 

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夏の思い出

夏の風物詩は色々ありますが、食べ物で言うとやっぱりスイカでしょうか
これは私のスイカに関するエピソードです

 数年前の夏でした
 大学での用事が存外早く終わってしまい、暇を持て余した私はあてどなく河川敷を散歩していました
 普段歩かない辺りまで足を伸ばした先で、ちょっと面白いものを見つけたんです
 それは西瓜でした
 丸くて綺麗なものではなくて、おそらく西瓜割りに使ったのでしょう、見るも無惨に砕かれ、割れた西瓜でした
 周りには誰もおらず、粉々になった西瓜だけがぽつんとそこにありました
 ばらばらと飛び散った真っ赤な実は、空の青と河川敷の緑の中で、一層鮮やかに輝いていました
 その鮮烈な色彩に、誰かの夏の思い出の残り香を感じ、一抹の寂しさを覚えたのです
 夏は緑が生い茂り、花が咲く、生命を感じる季節だと私は思います
 そんな中、まるで命の終わりを表現するような西瓜に、私は心を奪われたのでした



皆さんの夏の思い出はなんですか?