ママみ 台本

稲荷えんじゅさんのシチュボ募集に向けて書いたママみ台本の無加工版です。

ぱんだにはママみがわからぬ。

ぱんだはホラーと音声作品が大好きなギャル萌えオタクである。

ギャルを愛で、音声作品を買い漁って暮らしてきた。

けれども、自作台本を読んでくれる優しいギャルには人一倍敏感であった。

前置きが長い？おっしゃる通りです。

あ、オタクくん〜

今日もあーしの配信来てくれてたね、ありがとう〜

って、どうしたの？目の下真っ黒だよ？

ふんふん、最近眠れないんだ…

そっか、大変だね…

じゃあ今日は、あーしがオタク君のママになって寝かしつけてあげる

どう？

うんうん、あーしに任せといて

まずは〜ゆったりした服に着替えよっか

着替えた？

そしたら次はね、よいしょ！

はい、このお布団にゴロンてしてね〜

え、どこからお布団出したのって？

ふふ、ひみつの巫女ぱわーだよ

(以下右から)

それじゃあ、お隣失礼しま〜す

あれぇ？オタク君…緊張、してる？

ダメだよ〜今から寝かしつけるんだから、リラックスしなきゃ

ドキドキして無理？もう仕方ないなぁ

ほら、真っ直ぐ天井を向いて？

目は開けたままで良いからね？

じゃあ、あーしの言う通りにしてね？

まずは鼻から大きく息を吸って〜？

吸い切ったら、口から限界まで吐くよ〜ふ〜

吐き切ったらまた吸って〜また吐いて〜

吸って〜吐いて〜吸って〜吐いて〜

あと一回、吸って〜吐いて〜

はい、楽に呼吸していいよ〜

どう？リラックスできた？

よしよし、えらいねオタク君

じゃあ目を閉じて？

ぎゅっとじゃなくて良いからね

そしたら上から〜(がばっ)お布団被せちゃった〜

でも息苦しくないでしょ？

そうそう巫女ぱわーだよ、オタク君もわかってきたね〜

それじゃあちょっと場所を調整して〜

(右から心音)

(左から声)

どう？オタク君

トクン、トクンて、聞こえるかな、あーしの心音

お布団に包まれて、暖かくて真っ暗…

あーしの声と心音だけが聞こえるね…

わかる？オタク君は今…赤ちゃんなんだよ…

よしよし…かわいいねオタク君…

あーしがママだよ…

そのままママの声と、心音と、ぬくもりだけ感じていてね…

よしよし…かわいいかわいい…ママがいっぱい甘やかしてあげるからね…

ママが守ってあげるよ…

大丈夫、怖いことなんてなにもないからね…

何も考えないでいいんだよ…

ママの声だけ聞いていてね…

よしよし…かわいいよ…えらいえらい…

ママはここにいるからね…よしよし…

おねむになってきたかな…？

いいよ、そのままおねんねしようね…

よしよし…えらいね…よしよし…かわいいかわいい…

おやすみ、オタク君…

なんかホラー感ある

どうしてこうなった…

俺は無力だ…

先輩ギャル2 台本

Vtuber 彩華きららさんのリクエストボイス用に書いた台本を汎用に書き換えた物です。

自分の試験期間とリクボの締切がだいぶ重なってしまったこともあり、かなり突貫で仕上げたので雑さがあるかもしれません。

ま、自分で金払って読んでもらって自分だけが聴くのでそんな気にしなくてええか、がはは

『もしもーし、あたしだよ〜アンタ明日暇でしょ？うちに夕方集合ね！何すんのって…秘密！じゃあ明日ね！』

お、来たね〜…ジャーン！

どうよ、可愛いっしょ？

浴衣似合いすぎてびっくりした？

ふふーん、そうであろうそうであろう！

もっと褒めて良いぞ〜

え？世界一かわいい？最強の浴衣美人？

まぁ〜それほどでもあるかな〜！

うんうん、褒められて余は満足じゃ。

ウチに上がることを許す！

手洗ったら奥の椅子に座っといて！

そろそろ始まるよ。

何がって…花火大会！

うちのベランダからよく見えるんだよね。

お、始まった。

綺麗…やっぱり花火っていいね〜

や〜、すごい迫力だったね〜

どうだった？

あたしの方に見惚れちゃってた…ってもう！

流石にカッコつけすぎだって！

ふふ……今日、誘ったのはさ、2人の夏の思い出作りたいなって思ったからなんだよね。

最近は夏祭りも無いし、せめて花火だけは一緒に見たいなって思ったの。

あのさ…来年も、その次の年も…一緒に花火見てくれる…？

うん…ありがとう…

よし、じゃあ今日は解散！

あ、明日は駅前に朝集合だからね！

何って、デートに決まってるでしょ！

返事は！？…よろしい！じゃあまた明日ね！

夏の醍醐味、それは浴衣ギャル────

夢の話

Vtuber白河つきよくんの「夢」をテーマにしたマシュマロ募集配信に送った文章です。

自分の文章を推しが読んでくれて浸ってくれて褒めてくれるって最高だね。

【夢のお話】

　私は、夢の内容は眠る直前の行動や見たものに影響される、と考えています。

　直前にレポートをやっていれば勉強に追われる夢を、映画を見ていればその内容に似た夢を見ることが多く、普段夢を見ても「あぁ、あれの影響だろうな」と思い、起きた時には覚えていてもすぐに忘れてしまいます。

　しかし、ごくたまに関係のない夢を見ることがあり、そういう夢は後々まで結構覚えています。

　なんてことのない普通の日、その日見たのは縁側に座って庭を眺める夢でした。

　祖母の家の、家庭菜園というには少し広い畑を眺めながら夏の日差しを浴びる自分は、今よりもだいぶ幼く、なんだか懐かしい気分になりました。

　恐らく夏休みだったのでしょう。

　ゆっくりと流れる時間の中、祖母が差し出してくれた麦茶を飲みながらぼんやりと過ごす時間は、懐かしさと幸せに溢れていました。

　今はもう会えない祖母に会えたこと、幸福な記憶を鮮やかに思い出せたこと、色んな感情が混ざり合い、その日は涙を流しながらも爽やかな気分で目覚めることができました。

　私は、夢の内容は眠る直前の行動や見たものに影響される、と考えています。

　ですが、多分それだけではないんです。

　夢の中だけで起きる奇跡というのがきっとあるんだと、今はそう思っています。

先輩ギャル 台本

Vtuber彩華きららさんのリクエストボイス用に書いた台本を汎用に書き換えたものです。

リクボは500文字の制限があったので、叩き上げ前のこれも割と駆け足になってます。

良いよねオタクに優しいギャル。

【先輩ギャル】

あー！

授業サボってる悪い後輩発見〜

なにしてんの、うりうり〜

サボりはダメなんだぞ

え？先輩もじゃないですかって？

あたしは良いの！美少女だから！

そ ん な こ と よ り

なんかあったの？

珍しいじゃん、真面目なアンタが教室抜け出して物思いに耽ってるなんてさ

悩み事あるようにしか見えないぞ！

ほらほら、教えてみ？

先輩としてどーんと解決してあげる！

え〜良いじゃん教えろよ〜

誰にも言わないからさ！

よしよし！じゃあ言ってみ？

なになに？同級生と恋バナしてて？好きな人がいるって言ったら告白してこいって煽られて？どうやって告白しようか悩んでる、と

ふーん

てかアンタ好きな人とかいたんだ…

そういうの、興味ないと思ってた

別に悪いとは言ってないじゃん

ただなんというか…ちょっと嫉妬しちゃうというか…(ごにょごにょ)

とにかく！告白の仕方考えよ！

あたしはやっぱり、真正面から「好きです！」って言うのが良いと思うな！

男なら直球勝負でしょ！

あ、てかさ、あたしで練習してみる？

ほらほら、物は試しにさ！

いいからやってみろよ〜

はい、どうぞ！

あはは、結構照れるね、これ…

うん、すっごい良かった

告白成功間違いなしだよ

あたしが保証してあげる

うむ、大先輩に感謝するが良い！

ん？なに？

いやいや、練習はもう終わったってば

え、本番？それってつまり…アンタはあたしが好きってこと？

あ、いや、えー、こんなの不意打ちだよ…

へ、返事！？そ、そうだよね、うん…

あ、あたしも、アンタのことが、好き

あはは、告白大成功だったね

よし！そうと決まれば放課後集合だ！

何するって…決まってるでしょ？

初めてのデートプラン一緒に考えんの！

週末の予定ちゃんと空けときなね！

じゃあ、また放課後ね！

空島はあったろう？

オタクに優しいギャルもそうさ！必ず存在する！

神楽桃 全国大会 台本

タイトルだけだと意味がわからんな…

Vtuber神楽桃さんのシチュボ枠用に書いた台本です

ナチュラルに効果音が出てくる。おかしい。

【全国大会】

ｺｯｺｯｺｯ

「あぁっ！」

「また20回も行かなかった…」

「こんなんじゃ全国大会なんて出られないよ…」

「でも、諦めちゃダメよ神楽桃…」

「応援してくれる後輩や支えてくれるマネージャー、指導してくれる監督…」

「そしてなにより、都大会決勝で惜しくも敗れてしまった先輩の無念を晴らす為に！」

「よし、練習再開！」

ｺｯｺｯｺｯ

「あぁっ！また飛んでいっちゃった…」

「どうして…どうして私のピンポン球はこんなにも不安定なの…」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

「誰！？」

「後輩くん…見てたのね…」

「ごめんね、カッコ悪いとこ見せちゃって…」

「え？」

「私の良い所は諦めない心じゃないですかって…」

「そうよね、諦めないことだけが私の取り柄だものね！」

「ありがとう！私、練習続けるわ！」

ｺｯｺｯｺｯ

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

「誰！？」

「マ、マネージャー！もう、急に脅かさないでよ…」

「え、渡したいものがある？」

「これ…レモンの蜂蜜漬け？」

「ふふ、ありがとう」

「マネージャーの差し入れがいつだって元気を与えてくれる」

「これであと10時間は練習できるわ！」

「それはやりすぎ？ふふ、冗談よ」

「でももうちょっとだけ続けるわ、ありがとね」

ｺｯｺｯｺｯｺｯｺｯｺｯ

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

「誰！？」

「監督！押忍！お疲れ様です！」

「頑張ってるなって…当たり前ですよ、地区大会も近いし…」

「私、たまに思うんです」

「この競技、向いてないんじゃないかって…」

ﾊﾞﾁﾝ

「きゃあ！」

「なにするんですか監督！」

「え…私は何もわかってない？」

「私をキャプテンに選んだのは、私の持ち味が唯一無二だから？」

「教えてください監督！私の持ち味ってなんですか！」

「自分で考えろって…あ、行っちゃった…」

「なんなのあの人…無茶苦茶よ…」

「でも、監督の指導が間違ってたことなんて今まで無かった…もしかして…」

「そっか、漠然とやってちゃダメ、自分の持ち味を理解して練習に取り組め、そういうことなんですね！」

「こうしちゃいられない、去年の地区大会の録画見直さなきゃ！」

ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ

「誰！？」

「せ、先輩！？どうしてここに！？」

「かわいい後輩が頑張ってるって聞いて…？」

「ありがとうございます…でも私…」

「え…？これ聴いてみろって…」

「明日に希望を持った者だけに絶望があるんだ…」

「手にしたい物が無い者に眠れぬ夜はないんだ…」

「良い曲ですね…なんて曲ですか？」

「RADWIMPSの億万笑者…」

「なんだか勇気が湧いてきました！ありがとうございます！」

「まさかアドバイスが音楽だなんて…」

「あーあ、かっこいいなあ」

「ねえ先輩…私実は…」

「いえ、なんでもありません」

「この続きは全国大会に出てから言います！」

「だから…私のこと、見ていてくださいね」

〜数ヶ月後〜

──都大会優勝、おめでとうございます。

「ふふ、ありがとうございます」

──昨年は惜しくも決勝で敗退でしたが、今年は全国出場を勝ち取りました

「はい、とても嬉しいです」

──ここに至るまで大変なことも多かったと思います。どのように乗り越えられましたか？

「自分だけじゃきっとここまで来れませんでした」

「この結果は、周りの人達が与えてくれたもののおかげです」

──与えてくれたもの、とは？

「与えてくれたもの、それは…」

　　A                  S              M                R

諦めない心、差し入れ、持ち味、RADWIMPS

「ASMRです！」

ピンポン球ASMR、完────

歳上メイド 台本

メイドが仕える家の坊ちゃんと会話する台本です。

割と汎用性高めに書いたつもり。

メイドが歳上なのは私の性癖です。

(※タバコを吸う音)

「あれ、坊ちゃんもタバコ休憩ですか〜」

(※)

「え？坊ちゃんはやめろって？」

「そんなこと言われてもねえ…」

「私にとってはいつまでも坊ちゃんですよ」

「私の方が歳上だし」

「そんな変わらないだろって…まぁそうですけど」

「でも旦那様も健在だし、若様もなんか違うし」

「名前呼びもなんというか…恥ずかしいじゃないですか」

「ん、てか良いんですか？こんなところで油売ってて」

(※)

「明日、結婚式でしょ」

「こんな不良メイドとタバコ吸いながら駄弁っててさぁ」

「全く、悪い子に育っちゃって」

「サボり魔の喫煙者だなんて信じられない！って婚約破棄されても知らないぞ？」

「誰のせいだと思ってるって…いやぁ、私にはわかりませんね！ははは」

(※)

「まぁでも、坊ちゃんなら大丈夫ですよ」

「きっと良いご家庭を築けますって」

「ずっと見てきた私が言うんだから間違いありません」

(※)

「…なに泣きそうな顔してるんですか…」

「私から言えるのは、『ご結婚おめでとうございます』だけですよ」

(※)

「ダメですよ、その先は言っちゃダメ」

「貴方はこの家の跡継ぎなんですから」

「出自のしっかりしたお嫁さんもらって、この家を盛り立てて、これからも私にお給料払ってもらわないと！」

「だから、明日からはもうここに来ちゃダメですよ」

「ほら、タバコ出して」

「禁煙できるように私がもらってあげます」

「いいから渡しなって、ほら早く」

「ん、よし」

「さあて、明日は大忙しです！今日はもう休んだ方がいいですよ！」

「ほら、行った行った！」

「あぁ、それと」

「末永くお幸せに、ご主人様」

(火をつける音)

(タバコを深く吸う音)

「これ…」

「今更こんな甘いの吸えないっての…」

坊ちゃん…キャスター(昔メイドに初めてもらったタバコ)

メイド…セッター

後半タバコ吸う頻度が増えるところで感情が表現できてたら良いな